2010年12月18日土曜日

宇和島城(その一)

 冬型の気圧配置の日だったが、晴れてきたので、久しぶりに宇和島城に登った。上り立ち門から天守まで20分、まだ健脚である。登山口から天守まで走ってトレーニングしているのは宇和島東の野球部とサッカー部である。共に全国大会経験者であり、サッカー部はこの冬、国立を目指している。

 この宇和島城は藤堂高虎の築城と言われ、伊達家になっても改築、改修がなされている。全国の残っているお城の中でこの城ほど観光客を寄せ付けない城はない。利便性がない、つまり足がないのである。その分、原始林に囲まれ、自然の中の唯一の城と言っても良い。小さな三層の天守であるが見事な城である。別名「鶴島城」

上り立ち門

登山道

石垣(上は郷土館の白壁)

三の丸門より

天守

天守より鬼ヶ城を望む


2 件のコメント:

現存12天守愛好会 さんのコメント...

この天守閣は一番小さいだろうと思っていたら、まだ、小さい天守閣があるのですね。

驚きでした。

最近宇和島城には登城していないので、工事中に行ってみようと思います。情報ありがとうございました。

鬼城 さんのコメント...

 堀の石垣は追手門の所(めがねのミキ裏)、城側の石垣は郵便局下のところに出ていましたね。桑折の長屋門を入ったところの左手には古い城の石垣が出ていました。(年代の違う二重の石垣)今はどうなっているか分かりません。

 埋蔵文化財は個人所有のものは調査が済めば埋め直すそうです。そしてだんだん忘れ去られていくのでしょう。