2010年10月19日火曜日

 住んでいる家のそばに神田川(じんでんがわ)がある。この川の上流では小学生の頃、毎夏、川をせき止めよく泳いだ。今はその面影もない。まずは護岸工事、次は流量の減少、最後が雑草や木々の繁殖である。この川に沿ってほとんど毎日、懐かしさと嘆かわしさを考えながら散歩をする。その川の中ほどに芙蓉の木があった。種を鳥が運んできたのか、苗が流れてきたのか分からないが、紅白混じった花が今盛りである。悲喜こもごもとは良く言った。