かってここには松山測候所宇和島支所があった。この支所では昭和39年9月25日、台風20号の上陸点として、最大瞬間風速72.3m/sの記録が残っている。我が国史上7番目の数値である。
現在は住吉山公園として残っているが、雑木が茂っているため景色は楽しめない。九島山や鬼ヶ城の遠望は素晴らしいものであった。また桜の開花標準木もここにはあったが、測候所廃止とともに現在は丸山公園に移植されている。
■宇和島測候所 宇和島測候所は、愛媛県によって1922年(大正11年)4月15日より「愛媛県立松山測候所宇和島支所」として宇和島市住吉町に設置され、気象観測が開始しました。その後、松山地方気象台と同様に国に移管され気象観測を継続していました。そして、2005年(平成17年)10月1日には「特別地域気象観測所」へ移行し、自動による「地上気象観測」を継続しています。
宇和島は桜(ソメイヨシノ)が日本一早く咲いたことが何度かあり、桜の開花が早いことで有名となっています。
このようなことから、桜の開花についての生物季節観測を行っていた宇和島測候所は、桜開花の情報発信としても著名となっていましたが、近年の観測・予報・通信技術などの高度化により、特別地域気象観測所に移行しました。
宇和島は桜(ソメイヨシノ)が日本一早く咲いたことが何度かあり、桜の開花が早いことで有名となっています。
このようなことから、桜の開花についての生物季節観測を行っていた宇和島測候所は、桜開花の情報発信としても著名となっていましたが、近年の観測・予報・通信技術などの高度化により、特別地域気象観測所に移行しました。
住吉山公園登山口 旧測候所への階段

染井吉野(かっての標準木)
かって測候所のあった位置
雑木林からの九島山
東方(鬼ヶ城連山)