2011年3月7日月曜日

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http://kijo0621.blog74.fc2.com/ 「鬼城サイト」です。

いろんな方から、コメントの書き込みができないとメールをいただきました。一長一短あるのですが、FC2の方に移動します。これまで同様のご愛顧をよろしくお願いします。伊達博通信は今まで通りのurlです。

2011年2月27日日曜日

神社と梅の花

世にいうところの「飛び梅伝説」
菅原道真は梅を非常に好んでいた。大宰府に左遷される際に詠んだ歌。
東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ
は非常に有名である。飛梅には京都の邸宅に植えられていたが、901年(延喜元年)、道真が大宰権帥として左遷されると、あとを慕って一夜にして大宰府に飛んできたという逸話が伝わっている。

このためかどうか不明だが、神社には必ずといっていいほど梅の木が植えられている。ほか産業振興策としてその地域一帯で梅の栽培が行われたという歴史は各地にある。ただ単なる観光目的のものもあるようだ。梅にはいろんな種類があるようだが代表的な紅梅、白梅を掲載する。なおピンク系統は白梅の花心が紅色のものがピンクに見えるようだ。

宇和津彦神社のしだれ梅



大超寺奥天満神社の白梅



丸山公園の白梅(ピンク系)


丸山公園の紅梅




2011年2月25日金曜日

弁天神社

宇和島市には弁天町という名前の町がある。ここには弁財天、いわゆる弁天さんが祀られている。住吉山に登った帰り道、ふっと目をやった先に神社があった。小学生のころ、八幡神社の秋祭りに祖母に連れられていった築地の端の御旅所(御輿や四つ太鼓の休憩所)である。神社は新しくなり、境内は子ども達の遊び場になっている。取り囲んでいる塀の上には6柱の神様が・・・あと一つは? 弁財天、つまりご神体。
七福神(しちふくじん)とは、福をもたらすとして日本で信仰されている七柱の神である。

恵比寿
 古くは「大漁追福」の漁業の神であり時代と共に福の神として「商売繁盛」や「五穀豊穣」をもたらす、商業や農業の神となった。
 
大黒天
 インドのヒンドゥー教のシヴァ神と日本古来の大国主命の習合。大黒柱と現されるように食物・財福を司る神となった。
 
毘沙門天
 元はインドのヒンドゥー教のクベーラ神で、これが仏教の神のヴァイシュラヴァナ(多聞天)になり日本では毘沙門天と呼ばれる。
 
弁才天 (弁財天)
  七福神の中の紅一点で元はインドのヒンドゥー教の女神であるサラスヴァティー神。七福神の一柱としては「弁財天」と表記されることが多い。


福禄寿
 道教の宋の道士または、道教の神で南極星の化身の老子である寿老人の別名または同一神とされる。
 
寿老人
  道教の神で南極星の化身の老子。
 
布袋
  唐の末期の明州(現在の中国浙江省寧波市)に実在したといわれる。布袋  唐の末期の明州(現在の中国浙江省寧波市)に実在したといわれる仏教の僧。

                        弁天神社由来

弁天神社境内


                 毘沙門天            大黒天 

                           
                   布袋尊               寿老人


                  恵比寿天            福禄寿



2011年2月20日日曜日

えんま祭

佛日山西江(せいごう)寺のえんま祭、宇和島地方では「春を呼ぶ」と言われている。同じく春を呼ぶ祭りとして松山では「椿祭り」が有名だが、宇和島では「えんま様」。出店の「まったけ飴」「ひょうたん菓子」が昔から有名だが、飽食の時代で今では境内の一軒のみしか置いていない。寂しい限りである。閻魔大王図は村上天心の画で、えんま地蔵も同じく天心が彫ったもの。他に軸も有り展示には事欠かないようだ。えんま祭りに併せ、法要が営まれる。教典を扇のように広げ、叫びながら順番に読経を続ける。これもまた圧巻である。

えんま祭ポスター


まったけ飴とひょうたん菓子


出店屋台


寺号扁額


閻魔大王図


閻魔大王


読経



2011年2月19日土曜日

住吉山公園

かってここには松山測候所宇和島支所があった。この支所では昭和39年9月25日、台風20号の上陸点として、最大瞬間風速72.3m/sの記録が残っている。我が国史上7番目の数値である。

現在は住吉山公園として残っているが、雑木が茂っているため景色は楽しめない。九島山や鬼ヶ城の遠望は素晴らしいものであった。また桜の開花標準木もここにはあったが、測候所廃止とともに現在は丸山公園に移植されている。

■宇和島測候所 宇和島測候所は、愛媛県によって1922年(大正11年)4月15日より「愛媛県立松山測候所宇和島支所」として宇和島市住吉町に設置され、気象観測が開始しました。その後、松山地方気象台と同様に国に移管され気象観測を継続していました。そして、2005年(平成17年)10月1日には「特別地域気象観測所」へ移行し、自動による「地上気象観測」を継続しています。
 宇和島は桜(ソメイヨシノ)が日本一早く咲いたことが何度かあり、桜の開花が早いことで有名となっています。
 このようなことから、桜の開花についての生物季節観測を行っていた宇和島測候所は、桜開花の情報発信としても著名となっていましたが、近年の観測・予報・通信技術などの高度化により、特別地域気象観測所に移行しました。

   住吉山公園登山口                             旧測候所への階段




















                     染井吉野(かっての標準木)



かって測候所のあった位置


雑木林からの九島山


東方(鬼ヶ城連山)



2011年2月15日火曜日

個展

知人から個展の案内の手紙が届いた。昨年の秋にも案内が来たが、忙しさで失念していた。不義理を欠かさないためにも雪の降りしきる中、松山に行った。日本列島が冷蔵庫の中のような寒波襲来の日、ギャラリーに入ると気温だけでなく、雰囲気、展示品など暖かい雰囲気で和ませてもらった。この3人は同級生とか。個人個人のモチーフがあり、すべてに渡って女性らしい作品だと思いました。フクロウ(福来郎)、豚さん、焼き物とそれぞれ対象が違っていたが、まるで絵本の世界のようだった。物語性、焼き物の色合いなどなど・・・松山会場では今日までなのだが、大洲でも開催予定とか。一見の価値がある。許可をもらったので案内状と展示品の代表的なものの写真をどうぞ。

案内状




2011年2月13日日曜日

お伊勢参り その6

延々と続いたバス旅行も帰路についた。昼食を食べ散策をし、集合の時間を迎えた。それから伊勢自動車道、新名神、名神、中国、明石大橋を通り、徳島道、松山道と進んだ。四国に入った途端に帰ってきたという実感がわく。なぜか? 歩いて帰ることができるからである。

瀬田ジャンクション(瀬田の唐橋で有名)
新名神と名神高速道との交流点


明石海峡大橋
四国側より神戸方面を望む


観覧車
熊のプーさんを探せ!


伊予灘サービスエリアより松山方面

 

2011年2月11日金曜日

お伊勢参り その5 (おかげ横丁・おはらい町)

伊勢神宮の内宮の門前町として栄える。ここには二つの町並みがある。古くからのもの、新しく造られたもの。しかし見事に調和しているとしか言いようがない。町名は「おかげ横丁」「おはらい町」。ここには有名な「赤福」本店がある。一時はお客さんは激減したが、今では行列ができ、買うためには整理員の指示に従わなければならない。時間になると「太鼓楼」にて「神恩太鼓」の響きが聞こえる。











2011年2月9日水曜日

お伊勢参り その4(内宮)

皇室のご祖神の天照大神をお祭りする、我が国でもっとも尊いお宮です。五十鈴川の川上に千古の森に囲まれて、2000年の時を超えて古代のたたずまいを今日に伝えています。
              
内宮の地図


宇治橋鳥居


五十鈴川御手洗場


唯一本殿(御正宮)が見える場所


御正宮

鳥居の中は撮影禁止、当然の事ながら本殿は見えない。


                         五十鈴川
例年に比べて水量が少ないとか。昔は二見が浦で禊ぎをするか、ここ五十鈴川で禊ぎをし、身も心もきれいになって参拝していたとか。



2011年2月8日火曜日

お伊勢参り その3(外宮)

豊受大神宮(外宮)は天照大神の食事を司る神様である。内宮創建から500年後に山田原に迎えられました。衣食住をはじめあらゆる産業の守り神である。

外宮境内


火除橋


御正殿
内宮と同じく唯一神明造様式

鳥居より中は撮影禁止


                       風宮(かぜのみや)

伊勢神宮とは内宮、外宮を中心として14カ所の別宮、43カ所の摂社、24カ所の末社、42カ所の所管社があります。神宮はこれら125社の総称でもあります。この125カ所のお宮の遷宮が平成25年にあります。総工費550億円。平成18年よりその工事は始まっています。風宮のごとく社と同じ敷地が隣に用意されています。その遷宮のための宮大工集団は60名あまり、常時、仕事があり、遷宮が済むと次の遷宮の準備にかかります。

古い社の材は鳥居になり、鳥居は板になって使い回しをしているそうです。茅葺き屋根の茅も栽培しているとか。平成25年、20年ごとの遷宮も見学したいですね。いろんな式典があるとか。


ご神木